MENU

育児がつらいのはHSPだったから?

目次

HSPとは?

Highly Sensitive Person =とても繊細な人 のことをいいます。
アメリカの心理学者 エレイン・アーロン博士が提唱し、人口の5人に1人いるとされています。
近年著名人が公表したりするなど、メディアで取り上げられることも多くなり耳にされたことが
あるかもしれません。

わたしはSNSでこの言葉を知りました。

HSPは生まれ持った気質

HSPは病気ではなく、心理学の世界で使用される言葉で、その人が生まれ持った気質を指します。
感受性が強いため、自分の意志とは関係なく周囲の環境に影響を受けやすく疲れやすいと言われています。

特徴

他人の気分に左右されやすい
忙しい日々が続くと一人になりたくなる
一度にたくさんのことを頼まれると混乱する
大きな音や光が苦手
競争させられたり監視されていると実力が発揮できない

育児がつらい

ひとりの時間が足りない

わたしは一児の母なのですが、子どもが産まれた当初実家が遠く、友人もいない、夫は帰宅が遅いというワンオペ状態でした。
生後半年くらいまでは何の不都合もなく乗り切れたのですが、その後だんだんと産後うつの状態になっていき、最終的にはメンタルクリニックに通い薬を処方してもらう事態になりました。

夫が仕事に行き、これからわが子とふたりきりの長い一日が始まると思うと、どうしようもなく不安で涙がとまらなくなったんです

子どもを預かってもらうようにしたら症状が安定したね

わたしには一人になる時間が必要だったんだと気づきました

わたしの解決法                              

産後うつを経験し、SNSでHSPのことを知ってから自分の取り扱い方が少しずつ分かってきました。
振り返ってみると、産後うつ状態もHSPというわたしの気質が原因となり引き起こされたのではないかと思っています。

疲れやすい体質であることを自覚する                          

わたしはHSPの中でもHSS型HSPだと思っているのですが、特徴として繊細なのに刺激を求めてしまうため疲れやすいという一面があります。

あれもこれもと好奇心の赴くまま行動してしまい、気づいた時にはエネルギー切れで何もしたくなくなるということをこれまでの人生で何度も繰り返してきました…

疲れやすいんだということを意識して予定を立てることが大事だね

こどもを預けてひとり時間を確保                           

わたしの子どもは幼稚園に入園したのですが、入園までの3年半がとても長く感じました。そこで、入園まで1年を切ったころに週2回半日ほど預けることにしました。
最初は働いてもいないのにお金をかけて預けることに罪悪感を感じていましたが、「わたしが元気でいることが何よりも家族のためになる」と言い聞かせて預かってもらっていました。

今はもっと早く預けてもよかったと思います

週末はひとり風呂

HSPにおすすめのリラックス法をリサーチしたところ、ゆっくりお風呂につかるとよいと知ったので実践しています。

平日は夫の帰宅が遅く実現不可能なので、週末はひとりで入ると決めました。

キャンドルとヒーリングミュージックで最高の癒し空間に

ひたすらぼーっとすることで1週間の疲れがリセットされるんです

予定を詰め込みすぎない

繊細なのにどうしても刺激を求めてしまうやっかいな気質なので、意識的にスケジュールにゆとりを持たせるようにしています。
わたしの場合、他人と一緒にいる時間が長いとよりストレスを感じやすいので、たとえば平日仕事で土日がお休みの場合なら、土曜日は人と会ってもいいけど、日曜日はゆったり家族と過ごすなどバランスを取るようにしています。

それでも失敗してエネルギー切れになってしまうことも多々…

失敗から学んでいくしかないね

人との距離感を保つ

HSPの特徴のひとつに「人の影響を受けやすい」ことがあります。相手の言葉や顔色、声の調子などから気持ちを汲み取りすぎて疲れてしまうのです。他人のイライラや悲しい気持ちなどのマイナスな感情はもちろんのこと、嬉しい楽しいといったプラスな感情にも強く影響を受けてしまいがちです。

意識的に他人と自分の境界線を引いて、相手の感情に引っ張られすぎないようにすることが大事
人と接する機会が多いとその分他人の感情に触れる機会も多くなるので、人と過ごす時間と一人で過ごす時間のバランスを取るようにしています。

人の気持ちを汲み取ろうとしていることに気づいたときは

これはわたしが勝手に頭の中で思っているだけ
 相手が思っていることはわたしには分からない 
  考えても分からないことは考えない

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次